トイレトレーニングっていつから?ストレスの少ない方法とは

トイレトレーニングっていつから?ストレスの少ない方法とは 赤ちゃんのお世話

赤ちゃんの成長の過程で、必ず行うことになるのがトイレトレーニングです。

しかし、トイレトレーニングは、いつから始めたらよいのかお悩みの方も多いですよね。

ここではトイレトレーニングの始め方や、ストレスの少ないトイレトレーニングの進め方についてご紹介します。

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トイレトレーニングはいつから?

トイレトレーニングはいつからか

トイレトレーニングを始められるのは、どんなに早くても1歳半を過ぎてからです。

目安となるのは、次の3つのことができるようになってから。

  • 一人で立って歩ける
  • 言葉が出始めた
  • 簡単なことなら大人の言っていることを理解できる

ただこれは、トイレトレーニングを始められる目安であって、おむつが取れる時期とイコールではありません。

なぜなら、本人の身体の排泄機能が整わなければ、いくらトイレトレーニングをしてもおむつは取れないからです。

つまり、早くトイレトレーニングを始めたからといって、早くおむつが取れるというものではないのです。

トイレトレーニングとは、赤ちゃんの排泄機能が整ったときに、いつでもおむつが取れるようにするための練習期間だと思ってください。

平均的なおむつの取れる時期

平均的なおむつの取れる時期

排せつ機能が整う時期には個人差があり、早い子もいれば遅い子もいます。

我が家の場合、長男は2歳10か月の頃、次男は2歳3か月の頃におむつが取れました。

平均的なおむつの取れる時期としては、2歳半から3歳半の頃だそうですが、平均を知ってもあまり意味はありません。

トイレトレーニングを始める目安になる程度です。

同じ保育園だった長男のお友達は、年中さんのときにおむつが取れました。

また、小学校入学に間に合ってよかったと言っているママもいました。

このように、排泄機能が整う時期には個人差があるのです。

保育園でトイレトレーニングを始める時期

保育園でトイレトレーニングを始める時期

一般的に、保育園では2歳児クラス(2歳になる年度のクラス)でトイレトレーニングを始めることが多いですね。

息子たちの保育園でも2歳児クラスの夏からトイレトレーニングを始めていました。

当然まだ2歳にならない子もいましたが、トイレはおしっこやウンチをする場所だと教えるところからスタート

保育士さんたちも、すぐにみんなのおむつをはずそうと思っているわけではないようでした。

ストレスの少ないトイレトレーニングの方法

ストレスの少ないトイレトレーニングの方法

ストレスのないトイレトレーニングのコツは、おむつをはずそうはずそうと思わないことです。

トイレトレーニングは、その名の通り「トイレに行く練習」でしかないので、はずそうと思ってもはずれません。

トイレトレーニングは、次のような手順で行い、なるべく親子ともにストレスなく進めていきましょう。

  1. トイレは排泄する場所だと教える
  2. トイレの便座に座る練習をする
  3. 定期的にトイレに誘う
  4. 排泄機能の成長に合わせパンツをランクアップする

1.トイレは排泄する場所だと教える

トイレは排出する場所だと教える

まず、トイレは「おしっこやウンチをする場所なんだよ」ということを教えてあげてください。

我が家の長男は、私がトイレに行くと泣いてしまう子だったので、赤ちゃんのときから一緒にトイレに入っていました。

そのためトイレが排泄をする場所だという理解は早かったかもしれません。

2.トイレの便座に座る練習をする

次に、補助便座を用意します。

できれば子供の好きなキャラクターのものなど、子供がトイレに行きたくなるものを選ぶのがおすすめです。

最初は、トイレを怖がったり補助便座に座るのを嫌がったりする場合もあるので、「トイレで座る練習をしようね!」と説明をし、座れたら褒めてあげてください。

1日1~3回くらい座る練習ができるとよいでしょう。

ここでは便座に座れるようになるのが目的なので、排泄させなくても大丈夫です。

3.定期的にトイレに誘う

定期的にトイレに誘う

補助便座に座れるようになり、ある程度排泄の間隔があいてきたら、時間をみながらトイレに誘いましょう。

まだこの段階ではおむつのままで練習してください。

最初は、タイミングを決めて1日数回誘うことからはじめてみます。

朝起きたとき、昼寝から起きたとき、ご飯のあと、おやつのあと、帰宅したときなど。

そして、慣れてきたら1時間に1回くらいのペースで誘います。

【トイレに誘うコツ】

  • 遊びに夢中になっているときは誘わない
  • 無理強いをしない
  • 排泄をさせようとしない

もし、トイレに誘ったときに偶然トイレで排泄できたら、たくさん褒めてあげてください。

トイレで排泄できたとしても、まだこの段階では単なる偶然でしかありません。

トイレに誘う前にオムツがぬれているのがあたりまえです。

ここでは、トイレに通うことと偶然排泄できたときの感覚を覚えさせることが目的です。

おむつがぬれていても、トイレでおしっこが出なかったとしても、まったく気にする必要はありません。

4.排泄機能の成長に合わせパンツをランクアップする

排泄機能の成長に合わせてパンツをランクアップ

トレーニングをしている間に、少しずつ子供の排泄機能が成長してきます。

排泄機能の成長とともに、紙パンツからトレーニング用の紙パンツ、トレーニング用の布パンツ、そして通常のパンツへと徐々にパンツを変えましょう。

【紙パンツ⇒トレーニング用紙パンツ】

トイレに誘ったときに、紙パンツがぬれていることがあまりなくなってきたら、トレーニング用の紙パンツに変えてみましょう。

トレーニング用の紙パンツは、ぬれたら気持ち悪いという感覚がわかるようにできていますが、漏れることはないので安心です。

【トレーニング用の紙パンツ ⇒ トレーニング用の布パンツ】

トイレに誘う頃におむつがぬれていることが少なくなり、「おしっこ」と言えるようになってきたらトレーニング用の布パンツにランクアップさせてみましょう。

この段階では排泄機能が未熟で、なおかつまだ「したい」と思ってから実際に「出る」までの間隔が短いはずです。

そのため、トイレに間に合わないことの方が多いかもしれません。

漏れることが多いようなら、トレーニング用の紙パンツに戻しましょう。

「したい」と思ってから「出る」までの間がもう少し長くなってから、トレーニング用の布パンツに変えればOKです。

もしお漏らししたとしても、まだ排泄機能が整っていないだけですから、紙パンツで成長を気長に待ちましょう。

【トレーニング用の布パンツ ⇒ パンツ】

そのうち、「したい」から「出る」までの間隔を調節できるようになってきます。

そうするとお漏らしもぐっと減り、トイレに誘わなくても自分から「おしっこ」と言ってトイレに行けるようになってきます。

そこまでいけば、晴れてパンツマンです!

まとめ

トイレトレーニングの始め方、ストレスの少ないトイレトレーニングについてご紹介しました。

トイレトレーニングを早く始めても、熱心におむつをはずそうとしても、子供の体に排泄機能が整わなければ、おむつははずれません。

むしろ排泄機能が整うまでは、おむつをしていていいのです。

ぜひこの記事を参考に、できるだけストレスの少ないトイレトレーニングができますように。

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