新生児黄疸はいつまで続くの？3か月も消えなかった体験談を紹介

新生児黄疸がいつまでたっても消えないのはなぜなのでしょう。

新生児の黄疸とはそもそも何なのか、なぜいつまでたっても消えないのか、不安になりますよね。

我が家の長男も黄疸がなかなか消えませんでした。

黄疸が消えない原因や、赤ちゃんの様子を観察する際のポイントについて、体験談をご紹介します。

新生児黄疸がいつまで続くのか心配な方は、ぜひ参考にしてください。

新生児黄疸がいつまで続くのか不安だった【体験談】

うち長男は、生後3日目に黄疸で入院しました。

検査の結果、長男はビリルビン値が高いことがわかったからです。

新生児によくある生理現象のひとつで、「生理的黄疸」というものだそうですが、光線療法が必要とのこと。

丸1日目隠しをされオムツ1枚で日サロのような箱に入れられてしまったのです。

授乳の時間になると長男に会えるのですが、目隠しをされたままの我が子に、まだあまり出ないおっぱいをあげに行くのは、本当に切なかったです。

1日で退院できたものの、その後も黄疸はなかなか引かなかったので、重篤化したらどうしようと、とても心配になりました。

そして、待てど暮らせど長男の黄疸はひいていく気配がありません・・・。

そのまま母子ともに産婦人科を退院し、2週間検診を迎え、1か月検診を迎え、それでも長男は黄色いままでした。

あまりに心配になり、もう1度黄疸の検査をしてもらったのですが、異常なし！

長男は完全母乳で育てていたので、生理的黄疸に引き続き、今度は母乳性黄疸が出ていたようです。

これは、退院後に母乳の赤ちゃんに出やすい症状ですが、赤ちゃんの状態はいたって良好で、通常は母乳をやめれば消えます。

母乳性黄疸の場合、とくに異常がなくて元気であれば、母乳を続けても大丈夫です。

ただし、便の色にだけは要注意！

灰白色とかクリーム色の便のときは、病的黄疸の可能性があるので詳しい検査をする必要があるとのことでした。

結局、私がミルクにせず母乳を続けたからか、長男の黄疸が消えるのに3か月近くかかりました。

その間は気が気じゃなかったですが、便の色も正常で、元気いっぱいだったので、ひたすら待つのみ！

ついに、3か月後になって色白の肌になりました。

そうはいってもネットや本を調べると、どれもこれも「長い子で1か月くらい」と書いてあります。

病院の先生も「1か月くらいで大体引くんだけどねえ」なんて言っていたので、ドキドキでした。

しかし、なかにはうちの長男のように、異常がなくても3か月くらい黄疸の消えない子がいるということですよね。

ホントになんでもなくてよかったです。

　　【著者：松田道雄氏】

頼もしい語り口でそのときどきの育児の悩みや心配事を、お医者さんがさらりと安心に変えてくれる本があります。

実はこの本に、「母乳をつづけていて3か月も黄疸が残った例でも、故障は起こっていない」と書かれていたのです。

これを読んでからは、ドキドキしつつも少し安心して待てました。

この本には、他にもさまざまな子供の病気について書かれています。

私が持っていたのは、改訂前のもので、辞書のような厚みの本でした。

しかし今は3冊に分かれて文庫本化され、読みやすくなったようですね。

出産祝いにこの本をプレゼントしてくれた方に感謝！

赤ちゃんの黄疸について、我が家の長男のときの経験をご紹介しました。

黄疸がいつまでも消えないと心配ですよね。

我が家の長男のように、母乳により黄疸が続くこともあります。

長男は健康に育ち問題のない状態だったので、母乳を中断することなく自然と黄疸が消えるまで待てました。

赤ちゃんは一人ひとり個性があって、何でもセオリー通りにいくとは限らないものですね。

黄疸に限らず、心配なことは信頼できる医師や助産師さん、保健士さんなどに遠慮なく相談し、安心して子育てをしましょう。