赤ちゃんがどうしても泣き止まないと、泣き声を聞いているだけで切なくなってしまいますよね。
乳児が泣き止まないのにはどのような原因があるのでしょう。
本記事では、我が家の長男が泣き止まなかったときのことをご紹介しながら、乳児が泣き止まない原因や対処法について解説します。
新生児が泣き止まない原因
新生児のときに赤ちゃんが泣き止まない原因は、意外にわかりやすいので、観察してみてください。
- お腹がすいているとき = 口をチュッチュととがらせる
- 眠いとき = 手足が熱くなる
- お尻が気持ち悪いとき = オムツを覗けば一目瞭然
- 暑いとき = 背中に汗をかいている
- 寒いとき = オデコが冷たくなっている
しかし、どれにも当てはまらず、なぜ泣いているのかわからず途方にくれるときもあります。
我が家の長男も、とにかく火がついたようにかれこれ2~3時間泣き続けた日がありました。
熱でもあるのかと測ってみても平熱だし、とりわけぐったりしているわけでもないので、病気ではないだろうとは思いました。
しかし育児書を見ると、腸重積かもしれないなどと書かれているため、新米ママだった私は気が気ではなく、ホントに途方に暮れてしまいました。
長男が1度目に泣き止まなかったときは、結局大きなおならが出て、そのあとウンチがいっぱい出たら泣き止みました。
きっと、ガスが溜まってお腹が張っていたのでしょう。
2度目のときは、なぜ泣いていたのかとうとうわからないまま長男は泣き疲れて寝てしまいました。
その後かわいい歯が生えてきたので、今思えば歯が生えるタイミングで、むずがゆかったのか痛かったのかで泣いていたのかもしれません。
乳児が夕方になると泣き止まないとき
我が家の長男は、なぜか夕方になるとご機嫌斜めになってやたらに泣きました。
午前中はご機嫌で元気モリモリでも、夕方になると必ずグズグズ…。
これを「たそがれ泣き」というそうです。
長男は、夜泣きはほとんどなかったですが、たそがれ泣きはほぼ毎日でした。
母としては日が暮れるのが憂鬱になります。
しかも、ちょうど夕飯を作ろうかなぁなんて思っている時間になってグズるので、イヤになってしまいます。
私はどうしていたかというと、もっぱらおんぶです。
おんぶがまだできないネンネの頃はハイローベッド(電動ゆりかご)に乗せていました。
1歳頃になると夕方NHKの「おかあさんといっしょ」をつけておくと喜んで見ていたので、そのすきに夕飯の支度をするときも多かったです。
ただ、グズグズのときはやっぱり重くなってもおんぶしながら夕飯の支度をしていましたね。
私の場合は、重くても泣かれるよりは気持ちがラクだったので、おんぶで頑張りました。
夜泣きする乳児が泣き止まないとき
お腹がすいて夜中に泣いて起きるのはあたりまえで、おっぱいを飲ませれば寝てしまうので、それは夜泣きとは違います。
おっぱいをあげてもオムツを替えても、夜中に泣き止まないのが夜泣きです。
我が家の長男も、何をやっても泣き止まないことがありました。おっぱいも飲まないし抱っこも嫌がり、真夜中に途方にくれたものです。
でも、そのときはなぜか平井堅のCDをかけたら泣き止み、そのまま抱っこしてゆらゆらしているうちに眠ってしまいました。
あれはなんだったんだろう・・・といまだに原因不明で、夜泣きは理由がわからないところが悩ましいです。
夜泣きの強い味方「ミラクルブランケット」
私の妹がそうだったのですが、毎日のように夜泣きに悩まされている人もいますよね。
そんな方には魔法のおくるみ「ミラクルブランケット」なんてのもあります。
私の妹はとても重宝したそうです。
赤ちゃんは、くるまれていることで安心するのかもしれません。
夜泣きの悩みは一人で抱え込まないで!
私の妹もそうでしたし、ママ友の中にも何人か毎日のように夜泣きに悩まされている人がいました。
夜中に泣かれてしまうと昼間と違って静かですし、近所迷惑になってしまうんじゃないかとか、翌日の仕事に差し支えてしまうとか、そんなことも気になって焦ってしまいますよね。
でも焦らなくて大丈夫です。赤ちゃんは昼でも夜でも理由もなく泣くときがあり、それは誰のせいでもないのですから。
とはいえ、親としては毎日のように夜泣きに悩まされると、心身ともに疲れきってしまいます。
そんなときは一人で抱え込まず、いろいろな人に相談しましょう。
同じ悩みを抱えるお母さんと悩みを共有できるだけでも少し気持ちがラクになれますし、医師や保健士に相談したら、意外なアドバイスをもらえることもあります。
夜泣きが続いたら積極的に休む!
夜泣きが続けば、当然親の体力は限界を迎えます。
休めるときに積極的に休むようにしましょう。
家事など「やらなければならない」と思っていることの中には、意外にやらなくても大して支障のないことも多いものです。
夜泣きが続く間は、思い切って「やらなければならない」ことを放棄し、自分がゆっくり休むことを優先してください。
1歳頃になると癇癪を起こして泣き止まない【体験談】
1歳になるころには、赤ちゃんは徐々に自我が芽生え始め、癇癪を起こすことも出てきます。
我が家の場合は、1歳になる直前に、どうも機嫌の悪い日が続きました。
癇癪を起こして大泣きになるのです。
その声がまた大きいのなんのって、頭が痛くなってしまいました。
泣き止ませようと抱っこすると必ず腕を噛まれ、アザだらけになりました。
痛いのでついつい大人気なく怒ってしまい、ますます大泣きに…。
もう私がヘトヘトになった頃、ちょうどお盆を迎えました。
実家に帰ったり、お友達と連日遊んだりしているうちに、いつのまにか癇癪泣きはおさまって、いつもの長男に戻ったのです。
夜泣きもそうですが、どうして泣いているのかわからないときって、親のほうが切なくなって泣きたくなってしまいます。
でも、赤ちゃんが癇癪を起こすのにもわけがあります。
思うようにいかなくて癇癪を起こすんですよね。
いつかは泣き止むとはいえ、これもまた疲弊します。
赤ちゃんの癇癪も一人で抱え込まないで!
疲弊しきってしまう前に、夜泣きの場合と同じように、いろいろな人にこのつらい現状を話しましょう。
自分の大変な現状を話して誰かと共有できるだけでずいぶん気持ちがラクになります。
もし話した相手に全然気持ちをわかってもらえなかった場合は、別の人に話を聞いてもらえばOK!
一人で抱え込まないことが大切です。
どの子も癇癪は起こすものですが、なんだかうちの子はひどすぎる…と感じている人はいませんか?
そう感じた場合は、どんなときにどんな風に癇癪を起こすのか、我が子をよく観察してメモしておきましょう。
検診のときなどに、医師や保健士などの専門家に状況をできるだけ詳細に伝えながら相談すると、具体的なアドバイスを得られることも多いです。
乳児が泣き止まない原因のまとめ
乳児が泣き止まないのはなぜなのか、原因と対処法についてご紹介しました。
新生児のころは、比較的泣いている理由がわかりやすく対策もしやすいですが、夜泣きや癇癪泣きには途方に暮れることが多いです。
今思い出してもなんだか切ない気持ちになってしまいますが、赤ちゃんが泣くと自分も悲しくなってしまいます。
でも、赤ちゃんはたくさん泣いて育つものであり、赤ちゃんが泣くのは誰のせいでもありません。
一人で抱え込まないことが重要です。
母親としては心身ともに疲れて大変ですが、できるだけゆったり構えていましょう。
家事よりも自分が休むことを優先してくださいね。
ときには赤ちゃんを預けて、自分自身がリフレッシュをするのも忘れずに!
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