赤ちゃんの顔に乳児湿疹が広がるとびっくりしますよね。
モチモチでスベスベだった肌がみるみるうちにカサカサになり、ザラザラすると思ったら、赤く肌荒れしてしまうこともあります。
なぜそんなことになってしまうのか、我が家の長男が赤ちゃんのときの経験をご紹介しながら、赤ちゃんの顔の乳児湿疹の原因と対策について解説します。
顔が乳児湿疹で荒れてザラザラするのはなぜ？
赤ちゃんの顔が乳児湿疹で荒れてしまう主な原因は乾燥ですが、それだけではありません。
ひどくなる子の場合は、いくつもの原因が重なっていることがあります。
我が家の長男を例に挙げてご紹介します。
実は、長男は月齢を追うごとに顔の乳児湿疹がひどくなり、本当にかわいそうな赤ちゃん時代を過ごしました。
どうして乳児湿疹をこじらせてしまったのか、もっとああしてあげればよかった、こうしてあげればよかったと思うことがたくさんあります。
そんなわけで、この後、長男の顔の乳児湿疹がひどくなっていった経過を紹介します。
顔の乳児湿疹がひどくなっていった経過
長男が2か月を過ぎた頃から、季節は秋から冬へと向かいました。
ちょうど乾燥の季節に入る頃に、長男自身も乾燥しやすい月齢になっていたのです。
にもかかわらず、今思えば、私がしていた長男の肌の保湿は不充分でした。
特に顔はデリケートなので、「この保湿剤を塗っても大丈夫かな……」と恐る恐る少しだけしか塗っていなかったのです。
保湿が不充分だと、ただでさえ皮膚のバリア機能の弱い赤ちゃんの顔はみるみる乾燥してし、カサカサになりザラザラになっていきます。
しかも長男は、1日のうちに何度もスタイを変えなければならないほどよだれがたくさん出る子でした。
そのため、よだれの刺激によるかぶれも引き起こしていたのです。
さらに、離乳食が始まると食べこぼしの刺激も加わり、どんどん顔の湿疹はひどくなる一方でした。
もちろんよだれも食べこぼしも拭いていましたが、長男はとても肌が敏感で、少しの刺激でもすぐに肌トラブルになってしまいました。
そんな状況にもかかわらず、私は拭くたびに保湿をしていたわけではありませんでした。
頻繁に保湿をしなければいけないという認識がなかったのです。
さらに季節が冬になり、暖房を使うようになると部屋の空気もますます乾燥します。
外では冷たい空気にさらされて、顔は刺激を受けっぱなしです。
こうしてますます長男の湿疹は悪化していきました。
顔を触ってほっぺの感触がザラザラに変わったら危険信号！
赤ちゃんの肌が乾燥してくると、ほっぺを触ったときの感触が違います。
スベスベした感じではなく、なんとなくザラッとした感触があるのです。
最初は部分的ですが、放っておくと全体的にザラッとした感触になり、そのうちほっぺに赤身を帯びてきます。
そうなったらもう完全に乾燥していますし、湿疹も出てきていることでしょう。
少しでもザラザラした感触があったら、それは保湿が不充分なサインです。
赤ちゃんの肌の乾燥は、皮膚のバリア機能を低下させてしまいますので、しっかりと保湿をしてあげてください。
顔をしっかり保湿＆保護して乳児湿疹を予防
赤ちゃんの顔を触ってみて、ザラッとした感触があったら、かなりしっかり保湿をし保護してあげる必要があります。
かわいい赤ちゃんの顔が乳児湿疹で荒れ果ててしまうのは悲しいですよね。
お風呂上がりの肌の保湿には、全身に手早く塗れるミルクローションがおすすめですが、ザラザラするほど乾燥している場合には、クリームやバームを重ね塗りします。
そして、最後にワセリンやFam’s Babyを塗って肌を保護しておくと安心です。
Fam’s Babyは、濃密な泡がスッと肌に浸透して、皮膚に保護膜を作ってくれます。
長時間機能してくれますので、よだれや食べこぼしが肌に付着しても、刺激が弱まるのです。
薬や保湿剤を使っている場合は、その上にFam’s Babyを使って保護します。
水仕事の多いママの手荒れやのケアや化粧下地としてもおすすめなので、ママも赤ちゃんと一緒にぜひ使ってみてください。
顔のザラザラや乳児湿疹についてのまとめ
赤ちゃんの顔の乳児湿疹について、長男が赤ちゃんの頃のエピソードをご紹介しました。
乳児湿疹が悪化してしまう原因はいくつもあり、乾燥やよだれかぶれ・離乳食かぶれなどが重なると、どんどんひどくなってしまいます。
我が家の場合は、長男の肌への保湿がどう考えても足りなかったと思います。
本当にこれは反省すべき点です。
しっかりと赤ちゃんの肌を保湿＆保護して、外的な刺激から守り、ツルスベモチモチの肌を保ちましょう。
