赤ちゃんの虫刺されは赤く腫れ上がることが多く、とてもかゆがり、かわいそうですよね。
赤ちゃんはかゆければ素直に掻いてしまいますので、掻き壊してとびひになることもあります。
そのため、虫刺されはしっかり予防しておきたいものですが、赤ちゃんに虫除けを使っても大丈夫なのかが心配です。
そこで、赤ちゃんの虫刺されの予防法や、赤ちゃんにも安心して使える虫除け、刺された場合の対処法などについて解説します。
赤ちゃんの虫刺されってどうなる?
赤ちゃんが虫に刺されると、思いのほか悪化してしまいがちなので、充分注意が必要です。
赤ちゃんの柔らかくて薄い、デリケートな肌が虫に刺されてしまうと、大人が刺されたときとは違い、赤く腫れ上がることが多くあります。
かゆければ搔いてしまうため、掻き壊してとびひになることもあり、とびひになると治りにくくなってしまいます。
そのため、赤ちゃんの虫刺されはしっかり予防し、適切に対処することが大切なのです。
虫刺され予防のため赤ちゃんに虫除けって使っていいの?
赤ちゃんが虫に刺されないよう予防したいものの、虫除けというとあまり体には良さくなさそうですよね。
赤ちゃんに使っても大丈夫なのか説明します。
蚊取り線香や電気蚊取り
蚊取り線香や電気蚊取りは、赤ちゃんがいる空間でも使えるようになっています。
KINCHOの公式サイトで、金鳥の渦巻き(蚊取り線香)のQ&Aを確認すると、次のように記載されていました。
Q 妊婦や乳幼児がいる部屋で使っても大丈夫ですか?
A ご使用いただけますが、換気の良い所で風上においてご使用下さい。
出典:KINCHO
またアレルギー体質の方は、使用に注意して下さい。
また、アース製薬の公式サイトには下記のような記載があります。
Q 【安全性】「アースノーマットシリーズ」を妊婦や乳幼児がいる部屋で使っても大丈夫ですか。
A ご使用いただけます。ただし、妊婦・乳幼児に限らず、閉めきった部屋や狭い部屋で使用する場合は、ときどき換気をしてください。
出典:アース製薬
ちなみに私は、けむりを吸ってしまうことに抵抗があるので蚊取り線香は使わず、電気タイプのものを使用していました。
虫除けスプレー
虫除けスプレーには、ディートという赤ちゃんや妊婦さんには良くない成分が使われているものが多いのが現状です。
ディートが使われている虫除けスプレーは、赤ちゃんには使わないでください。
アース製薬の公式サイトにも、次のように記載されています。
生後6ヵ月未満 使用しないこと
出典:アース製薬
使用方法や使用上の注意を守って正しく使えば、生後6か月以上から使える商品もあるので、よく読んでから使うようにしましょう。
赤ちゃんの虫刺され予防におすすめの虫除け
では、赤ちゃんに使える虫除けはないのでしょうか?
ディートが入っておらず、天然ハーブなどが主要成分となっている安全な虫除けを選べば、赤ちゃんにも安心して使えます。
また、虫除けシールや虫除けリングといったアイテムもあります。
アロベビー UV&アウトドアミスト
ディート無添加で、赤ちゃんにおすすめなのは、こちらの紫外線吸収剤・ディート不使用【アロベビー国産オーガニックUV&アウトドアミスト】です。
99%天然由来成分でできていて、ディートフリーなので安心して使えます。
日焼け止め効果もありますので、出かけるときにはこれ1本あればOKです!
実際に使っている人の口コミをネット上で見てみると、日焼け止めと虫よけが1本で済むのが便利だという人が多かったです。
たしかに、朝保育園へ連れて行く前など、両方塗るのは大変ですよね。
リピーターも多いようで、毎年購入しているという口コミが多く見られました。
ピジョン 虫くるりん
ピジョンのむしくるりんは、シールタイプの虫よけです。
服の上から貼ればいいので、肌への負担にもならず、0歳から気軽に使えます。
実際に使った人の口コミを見ると、虫が寄ってこないとコメントしている人が多かったのでおすすめです。
赤ちゃんの虫刺されを予防するには?
赤ちゃんの虫刺されを予防するには、虫に刺されない環境を整え、赤ちゃんにも使える虫除けアイテムを利用しましょう。
普段の生活では暑いのに長袖はつらいと思いますが、山や草むらなどに出かけるときは、できるだけ肌が露出しない洋服を選ぶほうが安心です。
また、虫は汗の臭いに寄ってくる傾向があるので、汗はこまめに拭いてあげましょう。
そして、赤ちゃんにも使える安全な虫除けスプレーなどを使って、虫刺されから守ってあげてください。
予防しても虫に刺されたとき対処法
虫刺されの予防をしていても、虫に刺されてしまうことはあります。
刺されてしまったものはしかたがないので、適切に対処しましょう。
虫刺されの対処法
虫に刺されたら、次のように対処します。
- すぐに患部を洗い流して冷やす
- 塗り薬を塗る
- ガーゼで保護
赤ちゃんはかゆくなれば掻いてしまいます。
大袈裟に感じるかもしれませんが、掻き壊してひどくならないよう、ガーゼを巻いて保護しておくと安心です。
また、爪も短く切っておきましょう。
病院受診の目安
病院へ行くべきかどうかも迷うところですが、次のような場合には迷わず受診しましょう!
- 腫れてきた
- 掻き壊してしまった
- 心配で気になる
たかが虫刺されと思うかもしれませんが、病院へ行けば適切な薬を処方してもらえますし、安心できます。
【まとめ】赤ちゃんや子どもの虫刺され予防
赤ちゃんの虫刺されの予防や対処法についてまとめました。
赤ちゃんと外出する際には、赤ちゃんにも虫除けをしてあげましょう。
ただし、ディートが入った虫除けスプレーを赤ちゃんに使うのはとても危険です!
赤ちゃんにも使える安全な虫除けを使用してください。
また、赤ちゃんの虫刺されは思いのほか悪化することもあります。
万が一、刺されてしまった場合には適切に対処し、気になるときはすぐに病院を受診しましょう。
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