乳児湿疹がなかなか治らないと、ママとしては何を信じていいのかわからなくなってしまいませんか?
ちょっとしたことにも心が敏感になり、不安でいっぱいになりますよね。
我が家の長男が赤ちゃんの頃はまさに私がそんな状態で、今思い返せばノイローゼ気味だったように思います。
そこで、乳児湿疹が治らないことでノイローゼ状態にならないための心のコントロールについて、体験談も踏まえてお話しします。
赤ちゃんの乳児湿疹でノイローゼ???
知らない人からすれば、たかが湿疹と思うかもしれません。
でも、我が子の柔肌が乳児湿疹に侵されていき、どんなに努力しても一向に良くならないのは、本当にツラいものです。
どんどん自分を責めるようにもなってしまいます。
乳児湿疹が原因で育児ノイローゼ気味になる人も、実は少なくないのではないでしょうか。
【体験談】長男の乳児湿疹をこじらせノイローゼ気味になった話
我が家の長男は肌が弱く、赤ちゃんの頃には肌トラブルが絶えませんでした。
一瞬良くなったと思ってもすぐにまたぶり返すのです。
そもそものはじまりは乳児脂漏性湿疹からでした。長男の場合、乳児脂漏性湿疹が出ているにもかかわらず肌の乾燥が始まっていたようなのです。
私はそんなこととはつゆ知らず、保湿不足により乳児湿疹をこじらせてしまいました。
病院で言われたとおりに薬を塗っても悪化してしまい、どうしたらいいのか途方に暮れるばかり。
この頃は、「ほっぺかわいそうね」といったちょっとした言葉にも傷つき、自分が責められているような気持ちでいっぱいでした。
小児科でも皮膚科でも相談しやすい信頼できる医師になかなか出会えず、診断も薬の処方も半信半疑だったのが、特によくなかったと思います。
乳児湿疹でノイローゼになりそうなときの心のコントロール
何をしても乳児湿疹は治らずどんどん悪化し、薬を塗って一瞬よくなっても、またすぐに悪化を繰り返します。
そんなことが続くと、だんだん悲しさと不安で気持ちが沈んでいくのです。
乳児湿疹で荒れた赤ちゃんの顔を見るのがツラく、自分を責めてしまいがちです。
そして、ただでさえ落ち込んでいるところに、さらに追い打ちをかけられることも多々あります。
乳児湿疹への心無いことばは聞き流すに限る
なかなか治らない乳児湿疹に心を痛めているときに、最もダメージを受けるのが、乳児湿疹への心無いことばです。
- 「かわいそうに!」
- 「母乳が悪いんじゃない?」
- 「ちゃんと清潔にしてる?」
- 「病院連れて行ってるの?」
- 「うつらないよね?」
などなど、身内だけでなく通りすがりの赤の他人にまでこのようなことばを投げつけられることがあります。
このダメージが、すごいんですよね。
「かわいそうに!」とかける言葉は、ナイフで母親の心を突き刺すようなもので、母親にしてみれば自分を責められているように感じます。
また、気軽に「母乳が悪いんじゃない?」なんて言えるのは、母乳を出す苦労を知らない人でしょうね。
乳児湿疹が出てくるのは、やっとの思いで母乳が出るようになってきた頃と重なるので、「母乳が悪い」と言われるのがどれほどツラいか。
「ちゃんと清潔にしてるの?」「病院に連れて行ってるの?」なんて言葉は、乳児湿疹でノイローゼになりそうなほど頑張ってケアしている母親にとっては、本当に余計なお世話です。
「めっちゃしてますけどーーー!あんたやってみなーーーー!!」って叫びたくなります。
心ない言葉を投げてくる人は、そもそも何も知らないで勝手なことを悪気もなく言っている人です。
言われた瞬間、ホントに悲しい気持ちになり大きなダメージを受けますが、「早く治さなきゃ」と焦る必要はありません。
このような心無い言葉は聞き流すに限ります。
心無い言葉に惑わされず、信頼できる主治医と相談しながら、焦ることなくケアを続けていけば大丈夫です。
心無い言葉には耳を貸さず、信頼できる人からの有益な情報は聞き逃さないようにしたいですね。
凝り固まっていく自分の思考をほぐす
何をしても乳児湿疹が思うようによくならないと、だんだん自分の思考もおかしくなっていきます。
肩こりと似ているのですが、ストレスがかかればかかるほど、思考もバキバキに凝り固まってしまうのです。
例えば、、、
- 病院で薬をもらって言われたとおりに塗っているのに治らないし、薬はよくないという人もいるし、薬を塗るのなんてやめた方がいいに違いない
- 保湿をしているのに治らない、何を使っても悪化するから保湿剤は使わない方がいいに違いない
- 母乳が悪いと言われたから、母乳をやめれば治るに違いない
といった具合いに、乳児湿疹でノイローゼ気味になってくると、医師の判断でもなんでもないのに、何の根拠もなく思考が一方向に凝り固まってしまいがちです。
これは、心が疲弊しているからにほかありません。
なかなか良くならず、心無い言葉をかけられるうちに、いつの間にか心は疲弊しています。しかし、乳児湿疹が出るのはだれのせいでもないのです。
医師に処方された薬や保湿剤が、運よくピタリと合う子もいれば、なかなか合うものに巡り会えない子もいます。
これは肌質や湿疹の状態、アレルギーの有無など、赤ちゃんによって全然違うのですから当たり前に起こりうることです。
すっかり自分の思考が凝り固まってしまわないうちに、ぜひ我に返ってこのことを思い出してください。
乳児湿疹でノイローゼ気味のときに注意したいアトピービジネス
さらに気をつけたいのがアトピービジネス!
心が疲弊している隙につけこんでくるので、これは特に注意してください。
アトピービジネスって何?
アトピービジネスとは何なのかというと、特定非営利活動法人日本アトピー協会が次のように定義づけています。
無益な商品を囲い込みによって法外な価格で購入を強要すること
http://www.nihonatopy.join-us.jp/padyna/cocorogake/10kajou.html
つまり、乳児湿疹やアトピーがなかなか治らずノイローゼ気味になっている親の心につけこんだビジネスです。
薬を塗っても保湿剤を塗っても、すぐには治らない乳児湿疹やアトピーに悩まされている人に対して、言葉巧みに何の効果もない高額な水などを売りつけようとするのです。
普通に考えればおかしいと思います。しかし心が疲弊しノイローゼ気味になっていると、思考が凝り固まりやすく、アトピービジネスに引っかかってしまうこともあります。
これには十分注意したいものです。
まとめ:乳児湿疹でノイローゼにならないために
ここでは、乳児湿疹が治らないことでノイローゼ状態にならないための、心のコントロールについてお話ししました。
私自身も、長男の乳児湿疹をこじらせてしまい、その頃はややノイローゼ気味でした。
産後、母乳も思うように出なかったし、乳児湿疹もどんどんひどくなり、うまくいかないことばかりだったので、だんだん心が疲弊してしまったのです。
もっと早い段階で我に返るきっかけがあればよかったなあと思います。
乳児湿疹に心を乱されないためには、まずはコミュニケーションを取りやすい、信頼できる医師をみつけることが大切です。
信頼できる医師と柔軟に治療方法を相談しながら、焦らずじっくり乳児湿疹と向き合ってください。
そして何よりも、赤ちゃんは乳児湿疹があってもなくても日々成長しています。
乳児湿疹を気にしすぎて、赤ちゃんのかわいい成長を見逃さないでくださいね。
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